竹炭は太古の日本でもデトックス効果が注目されていた!
チャコールダイエットの影響で今再び竹炭に注目が集まっています。
今回はチャコールドリンクやチャコールサプリメントに使われることのある竹炭に注目してみようと思います。
日本では古来から竹を民芸品や工芸品、そしてたけのこなど食用ととても身近な植物として
存在していました。
そんな竹から作られている竹炭は、同じように昔から様々なシーンで使われていたんです。
竹炭とは
竹の炭を細かく粉砕して食品添加用などに加工された竹炭パウダーを主なものとして使われています。
無味無臭でどんな料理にも相性がよく、色が黒くなることでインパクトもあるのと同時に海外からもバンブーチャコールと注目されているくらい料理のための無添加食品として近年どんどん使われるシーンが増えてきています。
竹炭にはどんな効果があるの?
竹炭に注目が集まっているのですが、竹炭は基本的に無味無臭なので、美容や健康に対しての栄養素がすごいというものではないんですね。
では竹炭がここまで注目されているのにはどんな効果があるのでしょうか。
- 炭の持つ吸着効果
- カロリーがゼロ
- 無味無臭で料理に使いやすい
- 天然のミネラルが豊富
この4つが竹炭の効果として挙げることができます。
竹炭の吸着効果は、吸着効果が注目されている備長炭よりも3~5倍の表面積があるといわれています。この広い表面積の中にたくさんの穴が開いていて、竹として育っている中で地中から吸い上げたミネラルをたくさん含んでいるんですね。
ミネラルに関しては竹炭に含まれているミネラルは、私たちの体の中で作り出すことが難しいものを多く含み、昔から体調を整えるために用いられてきました。
昔は民間療法として炭は食べられてきました。腸にたまった老廃物を炭が吸着し排出されるというデトックス効果は昔から存在したんですね。
竹炭の作り方
国産か海外さんなのかというのは別にして竹を800度以上の高温で焼くことで食用の竹炭となります。
竹炭には食用以外の使われ方もあるのですが、それらの場合は800度以上の高温を必要としません。
高温で焼くことでデトックス効果や豊富なミネラルを摂取できるという竹炭の特性が生きる作り方をされているんですね。
竹炭は安全なの?
食用の竹炭は安全基準を満たすために、品種、産地、炭化方法、温度範囲などをしっかりと調査され、厳しい審査を受けていることが前提となります。
このような審査を受けた竹炭は、体への有害な物質を含まず、さらにヒ素、亜鉛、放射能の検査を受けるものが多いため安全性は高いものがほとんどなんです。
竹炭は食用だとどんな使われ方をされている?
- チャコールドリンク
- チャコールサプリメント
- 竹炭入りコーヒー(竹炭パウダー使用)
- 竹炭クッキー
- 竹炭ピッツァ
- 竹炭うどん
- 竹炭入りチョコケーキなど
料理レシピサイトであるクックパッドでは竹炭パウダーが使われた料理レシピがなんと119品も登録されていました。これは2019年11月の時点です。
https://cookpad.com/search/%E7%AB%B9%E7%82%AD%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%80%E3%83%BC